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遺書

僕の生きてた証をここに

底の抜けたカップ

僕をカップに例えるならきっと底が抜けています。僕に向けられた愛情は満たされることなく僕はもっと、もっととせがむでしょう。まるで赤子のように。

いつからこうなってしまったのか、もう大昔のことなのでよく覚えていません。きっと偶然が偶然を重ねて僕を作っていったのでしょう。

僕は十分に愛されていなかったのでしょうか?精神分析的な込み入った話ではありません。きっと、愛されていたとしても、それに気付けなかった愚か者なんだと思います。

世の中には様々な愛の形があります。僕は僕の望む愛の形でしか満足できなかったのだと思います。僕の愛情欲求はすごく子供っぽいです。そして、愛情が注がれなくなることに耐えられない弱さを抱えています。

愛情の海の中に浸かっていたいのです。これはもう非現実的なイデアになってきますね。それくらい、僕はおかしくなってしまいました。

こんな現実離れした要求に応えられる人なんていませんし、きっと求められたら困惑すると思います。だから、僕は諦めました。いや、諦めようと努力しています。それが僕の幸せに繋がるかはわかりません。でも、そのほうがきっと楽です。

願わくば、ずっと夢を追いかけていたい。夢に溺れていたい。でも、きっとそれは多くの人を傷つけて、傷つけられる。そんな思いをするくらいならいっそ大人ぶって諦めてしまうほうがいいのでしょう。

ずっと一人で、ずっと。